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集まれ南北朝クラスタ! 鳥取の謎ボートレース「後醍醐レース」が今年も開催されるらしい

実際に脱出時船に同乗していたのは佐々木義縄であって名和長年ではないのでは……という気もします。

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 鳥取県大山町には、毎年開催されているという謎のボートレースが存在します。その名も「後醍醐レース」。


後醍醐レース開催 ガンダーラじゃない方の後醍醐だった

 後醍醐といえば、鎌倉幕府滅亡のきっかけを作り、南北朝の内乱を招いた14世紀の天皇です。このボートレースでは、流刑地を船で抜け出した後醍醐天皇が鳥取の豪族・名和長年に迎えられて倒幕を成功させたという史実に基づき、後醍醐天皇役1人・名和一族役4人の5人編成で船をこいで勝敗を競います。アグレッシブすぎる……。


後醍醐レース開催 正しい後醍醐像(なお金剛杵は持たなくてよい模様)

 後醍醐天皇役になった人は、当時の天皇(と思われる)コスプレをしなければなりません。募集要項には、烏帽子に束帯姿の男性のイラストとともに「最近仮装が乱れています」「『烏帽子(えぼし)』と『ひげ(つけひげ)』は参加条件といたしますので、忘れないでください」という注意書きが掲載されています。おそらく烏帽子とつけひげを着用しないと参加できないボートレースは全国でここだけでしょう。

 開催は5月14日で、参加申し込みは4月14日までとなっています。参加料は2000円かかりますが、優勝すると大山町商工会のお買い物券が10万円分もらえるほか、「後醍醐天皇そっくり賞」などの特別賞も用意されているそうです。我こそは後醍醐天皇に激似だ! という方、挑戦してみてはいかがでしょうか。


後醍醐レース開催 天皇役は交代不可……ゴクリ

正しい倫理子

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