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4月18日から東京都美術館で行われる、ブリューゲル「バベルの塔」展。その展示会マスコットである「タラ夫」のビジュアルがシュールすぎると、ネット上でひそかに注目を集めています。魚に足が生え、口には魚をくわえたこのモンスター、マスコットキャラクターとしてはなかなかお目にかかれない見た目です。
ブリューゲル「バベルの塔」展は、オランダ・ボイマンス美術館から24年ぶりに来日するという絵画「バベルの塔」を筆頭に、ヒエロニムス・ボスの初来日となる油彩、同時代の絵画、彫刻など約90点が展示されるというもの。なのになぜマスコットがこんなにも個性的なのか。「タラ夫」という名前からして、本体(?)はタラなのでしょうか……。
公式Twitterによると、タラ夫にはちゃんと由来があるのだとか。今回のタイトルにもなっている画家・ブリューゲルが若かりし頃、同じく作品が展示されるヒエロニムス・ボスに影響され描いた絵画が元になっているそうです。
思わず2度見してしまうインパクト。ブリューゲルが描いたキャラクターをほぼそのまま使っていたんですね。唯一の差と言えばタラ夫にすね毛が生えていることぐらいでしょうか。その他はほぼ同じです。現代ではいわゆる「キモカワ」キャラクターが流行することがたまにありますが、まさか絵画にもこのようなモンスターが出現していたとは。人類は昔からキモカワがお好きだったというの……?
なお、会期中には着ぐるみ(と言っていいのでしょうか)のタラ夫が登場するかも? とのこと。ツイートを追っていると、なんだかかわいい生き物に見えてしまいそうです。
(あゆみん)
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