任天堂は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」の詳細を公開した。同作では3種類のコンテンツを収録したエキスパンションパスが単品2500円で販売されており、追加コンテンツをプレイするにはパスを持っている必要がある。なお「試練の覇者」は2017年夏にリリースが予定されている。
「覇者の試練」には、「剣の試練」「足跡モード」「ハードモード」「ワープメーカー」「宝探しで見つける装備品8点」「コログのお面」の6つの新規コンテンツが追加されている。
まず「剣の試練」は、リンクが裸一貫で部屋内にいる敵を全滅させるという、戦闘重視の新コンテンツとなっている。マップ上のとある場所から挑戦することが可能で、全45部屋をクリアすれば、マスターソードの攻撃力が常に最大になる報酬が得られる。そもそもマスターソードを保有していなければ始まらないコンテンツだと思われるので、ある程度の探索を進めてリンクを育成してから挑戦するコンテンツとなるだろう。公式サイトではケンタウロスの登場も示唆されており、高難易度の戦闘をさまざまな環境で楽しむことができそうだ。
また新たに登場する「ハードモード」は、出てくる敵の強さが1段階アップしており、最初に出会うボコブリンからして赤色ではなくいきなり青色になるという。ダメージを与えてしばらくすると体力が徐々に回復したり、リンクの行動によりするどく気づいたり、また空中から攻撃するような敵も出現したりと、さまざまな調整や変更が加えられている。「剣の試練」もふくめて、より高難易度な『ブレス オブ ザ ワイルド』をプレイしたいプレイヤーにとっては、楽しみな新規コンテンツとなりそうだ。
このほかにも追加される「足跡モード」は、過去200時間ほどの足跡を表示できる機能となっている。また宝箱から入手できる「ワープメーカー」は、自分のいる場所をワープ地点としてマップに登録できる便利なアイテム。隠れているコログの位置を教えてくれる「コログのお面」など装備品も追加されている。
なお今回の発表にあわせて、同作の音声を好きな国の言語に切り替えられる機能の追加も発表されている。
『ブレス オブ ザ ワイルド』のエキスパンションパスでは、さらに第2弾となる追加コンテンツが2017年冬にリリース予定。新しいダンジョンやオリジナルストーリー、チャレンジが追加される予定となっている。
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