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UPQは、同社のスマートフォン「UPQ Phone A01X」でバッテリーが過熱し焼損した事故について、充電時のバッテリーが焼損元と確認できたと報告しました。
事故は2016年9月に利用者から報告があり、同社は消費者庁、経済産業省の指導を受けて第三者機関による解析を実施していました。これによりバッテリーと充電制御に原因があると特定したとしています。
同機種については他に3件の事故の報告があり、同社は充電時のバッテリーが原因である可能性が高いと考えられるとしています。
原因となったバッテリーについては対応準備を進めており、5月下旬をめどに対応を案内する予定。それに先駆けてUPQ Phone購入者専用の電話窓口(フリーダイヤル0120-291-700)を開設しています。
消費者庁では9日、3月に起きた同製品の事故を重大製品事故として公表。UPQが事故を認識したのは4月17日で、26日が同庁への報告書提出期限だったところ、期限を過ぎて27日0時20分に提出。これにより同庁から厳重注意を受けたこともUPQは公表し謝罪しています。
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