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「評判悪いから内緒にしてたんだけど、実は撮り鉄なんです」とTwitterに投稿された写真が予想外でした。これは驚きの鉄オタ……!
撮り鉄といえば一般的には鉄道を撮影する人たちを指す言葉なので、一瞬だけ頭にハテナが浮かびますが、すぐに見とれてしまうような美しい写真が3枚。それぞれ「ムオニオナルスタ隕鉄」「フェロセン (C5H5)2Fe」「磁鉄鉱 Fe3O4」と聞き慣れない名称ですが、つまり金属元素としての“鉄”が神秘的な姿で投稿されています。確かに撮り鉄だった。
投稿したのは山猫だぶ(@fluor_doublet)さん。元素・化合物・鉱物などの結晶の写真をサイト「結晶美術館」で公開していて、宇宙空間を浮遊中に何百万年もかかって結晶化した模様のきれいな「隕鉄」や、代表的な化合物で赤い宝石のようにみえる「フェロセン」、黒い8面体の「磁鉄鉱」など鉄だけでも魅力的な部分が多くあることを紹介。主に肉眼で確認できない微小な世界を撮影し、高解像度で公開しています。どれもじっくりと見たくなる素晴らしさ……。
同サイトによると「本業は化学屋で、有機・有機金属化合物の合成と構造解析が専門」とのことで、当然ただの鉄オタではなかった山猫だぶさんですが、貴重かつ重要となる写真を撮り下ろす別の分野での「撮り鉄」の存在をあらためて確認できたカミングアウトでした。
Twitterでは「赤いのも鉄なのか…すごい」「この鉄はきれいだなあ」と感動する声が寄せられています。
画像提供:結晶美術館
(宮原れい)
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