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パルコは、建て替えのため一時休業中になっている渋谷PARCOの工事仮囲いを、アートウォールとして活用すると発表しました。第1弾としてコラージュアーティストの河村康輔さんによる「AKIRA」(作者は漫画家・映画監督の大友克洋さん)のアートが5月17日より掲出されます。
AKIRAは1980年代に連載開始した漫画で、1988年には映画化。物語の舞台は2019年の東京で、国内はもとより海外にもファンが多いことで知られており、劇中で2020年の東京オリンピック開催が予言されていたことも話題になりました。
「ERECT Magazine」のアートディレクターも務める河村康輔さんは、「大友克洋GENGA展」(2012年)のメインビジュアルを手掛けた他、大友さんとのコラボレーション展「Re:construct in TOKYO」(2014年)、2017年は大友さんと共作で「INSIDE BABEL」(ブリューゲル「バベルの塔」展)を制作。これまでにも幾度も大友さんに関わってきたアーティストとして知られています。
展示作品サイズは縦2.1メートル、横1.5メートル。渋谷区宇田川町の新渋谷PARCO出店予定地の2カ所(同一作品)に掲出しています。
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