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アルビノのオランウータンが、インドネシアで救出。保護を行っているボルネオ・オランウータン・サバイバル財団が、「Alba(アルバ)」と命名したことを発表しました。
5月15日に公開された命名発表の動画
5月10日公開
ボルネオ・オランウータン・サバイバル財団は4月29日、ボルネオ島の警察から情報を受け、アルビノのオランウータン(5歳・メス)を救助。皮膚も体毛も真っ白で日光に敏感なため、薄暗い施設に収容されているそうです。同財団のJamartin Sihite氏によれば「このような個体は、これまで見つかっていない」とのこと。
当初は脱水症状、寄生虫による感染症などで、サトウキビしか口にできないほど弱っており、獣医チームによる健康管理を24時間体制で実施。そのかいあって、果物なども食べられるようになり、保護から10日後には、約8キロだった体重が4.5キロ増加しました。名前は5月10日からSNSなどで募集され、ラテン語で「白」、スペイン語で「夜明け」を意味する「Alba」に決定しました。
ボルネオ・オランウータン・サバイバル財団は当面のあいだ、「Alba」を森林に帰さず、保護を続ける予定。極めて珍しいアルビノのオランウータンであるため、安全を守る適切な方法がまだ分かっていないようです。
(マッハ・キショ松)
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