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「虐待している」と言われることも 後ろ足を浮かせて散歩するワンちゃんの姿に理解を求めるツイートが話題に

後ろ足がまひしたワンちゃんと安全に散歩するための方法です。

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 介護ベルトを装着して散歩するワンちゃんについて、「知ってください」と犬の病気を説明したツイートが話題になっています。



 投稿したasa(@nm_032911)さんの愛犬の「なみ」ちゃんはコーギーの女の子で、「変性性脊髄症(DM)」という病気を患っています。後ろ足からゆっくりとまひが進行する脊髄の病気で、人間でいう筋萎縮性側索(そくさく)硬化症(ALS)に似た難病とされています。

 そのため、引きずる後ろ足を外でけがさせないように介護ベルトを付けて散歩するのですが、そのお尻を浮かせて前足だけで散歩する姿に「虐待している!」「かわいそう!」と言われることがあるとasaさん。


犬 変性性脊髄症 闘病 介護ベルト 変性性脊髄症(DM)はコーギーに多く発生し、10歳前後で症状が現れる

 そしてこれらの心無い言葉によって、犬の方が「自分のせいで飼い主が責められている」と感じてしまうことがあると、飼い主だけでなく犬への影響があることも指摘。「ペットの病気や障害に直面しないと気付けないこともあります」として、実情についての理解を求めています。

 Twitterでは「前々から不思議に思ってたけど、そう言うことだったのか」と初めて知った人の声が多く寄せられ、「たくさんの人に知ってもらいたい」と同じ気持ちの人も。


犬 変性性脊髄症 闘病 介護ベルト 最初のうちはラバーソックスなどで保護して散歩していたなみちゃん

犬 変性性脊髄症 闘病 介護ベルト 「けがをさせないための散歩方法」だという理解が大事です

 またasaさんは、DMは神経が利かなくなる病気で、痛みを感じないことによって生じる危険性があることや、なみちゃん自身はまだ後ろ足が動くつもりのため車椅子にうまく乗れないことなどについても説明。同じDMのワンちゃんを飼う人に向けて、車椅子以外にも選択肢があることを同時に紹介しています。



画像提供:asa(@nm_032911)さん

(宮原れい)

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