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ピクシブはAIベンチャーのPreferred Networks(PFN)と提携し、お絵描きコミュニケーションサービス「pixiv Sketch」に、AI技術による線画自動着色サービス「PaintsChainer」の機能を追加したことを発表しました。
PaintsChainerは、PFNが開発・提供する深層学習フレームワークChainerを使って線画および着色イラストを学習させたWebサービス。1月にデモ版が公開され、その着色技術のすごさがTwitterで話題になっていました(関連記事)。
pixiv Sketchはスマホアプリ版も出ていますが、今回自動着色が対応したのはブラウザ版のみ。使い方は、ドロー機能で新たに線画を描くか画像を選択したら、右上にある「自動着色」ボタンを押すことで自動着色モードの画面になります。
すると画面上部に「着色パターン」が2種表示されるので、好みの方を選んで決定すれば「自動着色レイヤー」が作成されます。もし着色がイメージと違う場合は、画面左に表示される元イラスト(線画)上の任意の場所に「カラーヒント機能」で色指定を行い、結果を調整することも可能です。
その後は別レイヤーで影や瞳のハイライトを自分で足せば、あっという間にカラーイラストが完成。さらに元々のpixiv Sketchの機能を使い、そのまますぐに投稿・公開することができます。
Twitterではすでに同機能を使ってイラストを投稿するユーザーが感想をツイートしていて、ブラウザでのお絵かきに「技術の進歩を感じる」といった声が上がっています。
(宮原れい)
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日報を書いてる現場監督に見える。