セーラー服型ルームウェア「セラコレ」(関連記事)で注目を集めたBIBI LAB(ビビラボ)が、今度は浴衣型のパジャマ「らく浴衣」をリリース。6月19日から8500円で発売する。
夏の風物詩である一方で、着る手間などの理由で敬遠されることもある浴衣。BIBI LABの調査では、浴衣を着ようと思わない理由が「着付けの難しさ」「しめつけの苦しさ」「着崩れが心配」と判明。「らく浴衣」ではこれらの問題を解消したという。
「らく浴衣」は、腰ひも、伊達(だて)締め、浴衣スリップ(浴衣用のインナー)などをなくし、本体と帯ベルトのセットでなり立つシンプルな作り。着付けもカンタン。おはしょりを作ったり、襟を整えたりする必要がなく、浴衣をはおり、左右の腰ひもを結び、最後に帯ベルトを巻けば終了。一般的な浴衣の着付けは25工程なのに対し、「らく浴衣」はなんと3工程で着られる。そして、伊達締めがなく、素材は綿100%なので、長い時間着ていても苦しくならないそうだ。
さらに、見た目は浴衣だが、肩の位置などは洋服に近く、着崩れしにくいようデザインされている。綿100%で、洗濯機で丸洗いできるのも手軽でよさそう。
とはいうものの、実際の着心地はいかに? 商品撮影でモデルを務めた肉球あやとさんに着心地を聞いてみた。「カンタンに着られましたよ。リボンを2つ結んで、帯ベルトで留めるだけ。時間もかかりませんでした」とあやとさん。
着心地については、「しめつけを全然感じないです。特に腕が動かしやすく、寝転がるとか、いろんなポーズをとっても袖が突っ張ることはありませんでした。肌ざわりもよく、本物の浴衣のゴワゴワした感じがありません」とのこと。
ちなみに撮影は4月下旬、ロケ地となった京都市の気温は23度。5月も近いとはいえ、「浴衣」は涼し過ぎる気が。あやとさんに寒くないか聞いたところ、「……ちょっと寒いです。風を通す生地なのでスースーします」。やはり春に浴衣は寒かったようだが、彼女の言葉から通気性のよさが伝わったとも言える。
「らく浴衣」は国内販売の他、海外でもクラウドファンディング「Tokyo Mirai Mode」で出資を募る。世界に浴衣の魅力を広める一助となるかもしれない。
6月19日追記:当初発売日を6月15日と記載していましたが、変更があったため6月19日に修正しました。
(谷町邦子)
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