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2016年、ニコニコ動画で公開された「液体金属が滴る置物」をゲットできるクラウドファンディングが、「Readyfor」で行われています。
油で満たされた水槽内に水滴が流れる置物を、水の代わりに液体金属で制作したもの。開発に4年もの歳月をかけ、高い安全性、美しさを実現したことなどから話題を集めていました(関連記事)。
「液体金属が滴る置物」の動画が公開されたのは、2016年4月。水銀のような危険性の高い物質ではなく、ガリウムなどによる液体金属を使用しているのですが、容器内に張り付いたり、膜ができてしまったりと美しさの面で課題が。4年を費やし断続的に開発を続け、ようやく完成に至りました。
今回のクラウドファンディングに登場するのは、さらに4カ月にわたる改良を行い、「実用レベルまで仕上げた」ものとのこと。液体金属の耐久性が向上し、半年以上使えるようになっているほか、容器をひっくり返すと液体金属が異なる動きを見せる仕組みも取り入れています。
「液体金属が滴る置物」は1万5000円の出資で手に入れることが可能。2万円の場合、容器をライトアップする台座がセットになります。発送は8月中に行われる予定です。
(マッハ・キショ松)
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