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世界中のさまざまな楽器をイラストで紹介しているサイト「IROMBOOK グラフィック」が注目を集めています。イラストはフリー素材として公開されていて、民族楽器などあまりなじみのないマニアックなものまでそろっています。
管楽器コーナーではスコットランドの「グレート・ハイランド・バグパイプ」をはじめとするバグパイプから、吹いている人に迫力がありすぎる「尺八」や、インドの横笛でヒンドゥー教の神のクリシュナが持つ「バンスリ」といった木管楽器、「法螺貝」や長さが3メートル以上ある「アルプホルン」が目立つ金管楽器と、このページだけで90種類以上のイラストが公開されています。
弦楽器コーナーでは、3000年以上もの歴史を持つという中国の「グーチン(古琴)」などのハープ・ツィター型のものから、「ギター」や三角形の胴が特徴的な「バラライカ」が見られるリュート型、さらに「バイオリン」や2人で演奏する「オルガニストルム」などの擦弦楽器(弓奏楽器)と、管楽器コーナーよりもさらに多い190種類以上が。
またこれに打楽器・鍵盤楽器・電鳴楽器も加わるので、楽器図鑑さながらのフリー素材集となっています。
かなり珍しい名前の楽器も多く、さらにその楽器を演奏する人の服装もこだわって描かれているため、素材として使わなくとも眺めているだけで面白いです。楽器ってこんなにいろいろな種類があるんだな〜。
なお、気になった楽器については「私家版楽器事典」のページで簡単な説明も見られるので、それぞれの文化の背景を知る入り口としても機能してくれそうです。
(宮原れい)
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まさに痺れるような音。