タカラトミーは、“人間味あふれる”小型AI(人工知能)ロボット「COZMO(コズモ)」を発売します。「アニメや映画に出てくるかわいいロボットキャラクターを現実世界で作りたい」をコンセプトに、AIで状況を判断してしぐさや声、表情や動きと組み合わせて喜怒哀楽を表し、人間と自然な意思疎通をはかれるとしています。
キャタピラにキューブ型の液晶ディスプレイを載せた手のひらサイズのロボット。上下に動くアームもついています。人の顔を認識して名前を呼んだり、指にじゃれついたりといった行動も。AIで環境を認識し、ディスプレイに表示した顔の表情やアームのしぐさなど、1000を超えるパターンで感情を表現します。
COZMOと遊ぶには、専用アプリをスマートフォンやタブレットなどにダウンロードし、COZMO本体と接続する必要があります。アプリには、特定のしぐさを指示できる「しぐさコンテンツ」と、プログラミング機能や付属のパワーキューブを活用してさまざまなゲームができる「ゲームコンテンツ」が用意されており、これらのコンテンツを使えば使うほどCOZMOの「できること」が増えていくとのことです。
COZMOは2016年10月に米Anki(アンキ)が開発。クリスマス商戦期には高価格帯玩具部門で2番目の売り上げを記録し、「トイオブザイヤー2017(米国)」および「イノベイティブトイオブザイヤー」のファイナリストにもノミネートされるなど、高い注目を集めています。
COZMOの希望小売価格は2万6980円(税別)で、対象年齢は8歳以上。9月23日から、全国の玩具専門店や量販店、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」などで販売します。その他仕様については、タカラトミー公式サイトで確認できます。
(エンジン)
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ただしドラえもんではない。