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新潮社、すごすぎてコピーが書けない「すごい小説」を発売前に異例の全文公開 Twitter等でのキャッチコピー案募集へ
「ルビンの壺が割れた」という新人作家の小説のコピーを募集しています。
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新潮社は、まだ刊行前の“すごい小説”を全文公開し、読者に向けてキャッチコピーを募集する特設サイトを公開しました。
小説のタイトルは「ルビンの壺が割れた」。ある日突然、無名の著者(宿野かほる氏)から送られてきた小説で、同社の担当編集が「すごすぎて、いまだコピーをつけられずにいます」として、今回出版前にも関わらず全文公開とコピー募集に踏み切ったとのこと。
SNSでのメッセージのやり取りから始まる内容ですが、同社内の声では「あらすじはおろかジャンルも、未読の人に絶対に『言ってはいけない本』」や「必ずや、あなたは騙されるでしょう」などの感想が上がる、“奇怪な小説”となっています。
キャッチコピー案は「結末を絶対に明かさない」という条件の下、Twitterまたは専用フォームから応募可能です。期間は7月27日23時59分までで、優秀作品に選ばれた5人には「5000円の図書カード」と「あなたのキャッチコピーが帯になった特装本」がプレゼントされます。
なお公開中の「ルビンの壺が割れた」はまだ修正途中のキャンペーン版で、応募期間までの公開となります。Kindleなどでは電子書籍版も配信中です。実際の書籍は8月22日に刊行予定。
Twitterではすでにコピー案とともに感想がツイートされていて、「これは凄い小説」「一気に読んでしまった」といった声の他、思いきった試みに「面白い」といった声も上がっています。
(宮原れい)
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