ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

学校の夏休みなどを一部移動させる長期連休「キッズウィーク」2018年度から導入へ 大人には有給取得を推進

親子で一緒に過ごせる、まとまった休暇期間を作る方針。

advertisement

 政府が、学校の夏休みなどを分散させて、他の時期に設ける長期連休「キッズウィーク」の実現に向け、推進会議をスタートしました。2018年度から導入するとしています。


キッズウィーク 夏休みをちょっと動かして、別の時期に連休を作るもの

 「キッズウィーク」は、7〜8月に設けられている夏休みの一部を、別の月に移動させた学校向けの連休。時期は地域ごとに設定されますが、例としては「5日分の休暇を10月に持ってきた秋の長期連休(土、日曜日と合わせて9日間)」などが挙げられています。ゴールデンウィークのように祝日が連続するわけではないものの、合わせて「キッズウィーク」期間中の有給取得推進を行い、親子で過ごせる休暇期間を作り出すとしています。

 「キッズ」という名称からはイメージしにくいのですが、これは「働き方改革と表裏一体」の関係にある「休み方改革」の一環で、有給休暇取得率を70%まで引き上げることを目的にしているそうです。また、全国的に休暇を分散することで、観光を楽しみやすくする狙いも。そこから雇用拡大、地域活性化といった効果も見越しています。


キッズウィーク 親子の交流、有給取得率向上、観光業の活性化……と、さまざまな狙いがあるもよう

 ちなみに、フランスでは、3種の教育行政区画で春休み、冬休みを少しずつずらす取り組みが。休暇を分散させる方法は異なるものの、家庭、観光などを考慮している点では「キッズウィーク」と共通しています。


キッズウィーク フランスの類似事例

マッハ・キショ松

関連キーワード

休暇 | 連休 | 夏休み | 家族 | 観光


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る