advertisement
佐川急便が環境変化に伴うコスト増加への対応として、運賃価格等の改定を11月21日から実施します。飛脚宅配便では、100サイズ(荷物の3辺合計100センチ、重量10キロ以下)以上の運賃が60〜230円の値上げ。飛脚ラージサイズ宅配便では1.1〜33.3%、平均17.8%の値上げとなります。
大型家具家電設置輸送時の設置料金は700〜2200円、クール便運賃は100〜350円の値上げ。代引きサービス「e-コレクト」でも、取込詐欺などのリスク回避や体制作りのために手数料を値上げしています。
スキー用具を送る際のサイズ上限を引き上げるといった改定も。同社は今回の改定を通じて従業員の待遇改善や輸送力の増強を行い、サービスの維持と向上を図るとしています。
(沓澤真二)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ヤマト運輸、宅急便の運賃を27年ぶり値上げ 労働環境改善の一環 ネット通販の荷物量抑制も示唆
ヤマト運輸が労働環境の改善に向けて、「働き方改革」の基本骨子5つを決定しました。 - Amazon“デリバリープロバイダ”問題、ヤマト撤退で現場は破綻寸前 「遅延が出て当たり前」「8時に出勤して終業は28時」
実際に現場の声を取材しました。 - Amazonで「荷物が指定日に届かない」「再配達の連絡ができない」など配送トラブル多発中? 配送業者「デリバリープロバイダ」が原因か
実は筆者も同じ事態に遭遇していました……。 - パナソニック、宅配ボックス実証実験の最終結果報告 4カ月間で再配達率が49%から8%に減少
福井県あわら市と協力しての、再配達ゼロの町を目指すプロジェクトがおよそ成功。 - ヤマト運輸が12〜14時の配達指定を削除、再配達も1時間縮小 職場環境改善に向け
「19時から21時」の時間帯指定の新設も行われます。