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見る方向や観測に良い時間は?
みずがめ座δ(デルタ)南流星群は7月末から8月上旬にかけて出現が多くなり、今夜あたりがまさにピーク。流星数はそれほど多くはありませんが、やぎ座流星群も見頃を迎えていて、流れ星を見るチャンスです。
〇見えやすい時間は?
ほぼ一晩中見ることはできますが、特に放射点が高くなる夜遅くからが観測に適しています。2017年はちょうどその頃には月が沈むため、月明かりに邪魔される心配はありません(東京は22時30分頃に月が沈みます)。
〇見る方向は?
南の空にある「みずがめ座」や「やぎ座」の周辺から出現し、四方八方に飛びますので、どこでも構いません。夜空全体を見渡すようにしましょう。
今夜の天気は?
さて、今夜の星空指数を見てみますと、残念ながら10%と低い所が多くなっています。全国的に雲の多い天気で、関東など東日本を中心に雨雲がかかりやすくなりそうです。鹿児島や沖縄は星空指数が高いですが、晴れるのは一時的でしょう。
ただ、8月のはじめまではみずがめ座流星群の見頃が続き、その後は3大流星群の「ペルセウス座流星群」が出現したりと、この先流れ星を見るチャンスはまだまだ十分にあります。子どもたちの夏休みの思い出に、星空観察をしてみるのもよさそうです。
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