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アメリカ・テネシー州のあるお家の広いお庭。大きな柵が四方にはられており、その側には寝そべるワンちゃんと、たたずむ鹿の姿が。
「(鹿を)そっとしておいてあげなさい」とワンちゃんに声をかける飼い主さん。でもワンちゃんは鹿から離れようとしないどころか、鹿の側に立ち上がり何かを気にかけています。飼い主さんが近づいてみると、なんと鹿は柵に挟まっていました。どうやら庭に入り込んだものの、柵に挟まって出られなくなっているようです。
鹿の腰のところが柵に引っかかって抜けない状態に。飼い主さんが鹿に近づくと、怖がっているのかバタバタ暴れて、腰に柵が当たって痛そうです。ワンちゃんは鹿と飼い主さんを交互に見つめて、まるで「助けてあげて!」と言っているような表情をしています。
そこで飼い主さんは撮影していたカメラを置いて、鹿のお尻を持ち上げてグイグイと柵から押し出します。はじめはなかなか抜けなかった鹿の体ですが、角度を変えて押しやると、何とか柵から抜けました。
飼い主さんがカメラを持ち直している間に、さーっと元気に走り去った鹿。心配していたワンちゃんはきっと安心したことでしょうね。
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