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ボトルコーヒーの容量はなぜ900mlなのか?

ネスレ日本に聞いてみた。

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 いよいよ8月も半ば、暑さの盛りです。けだるい。

 そんなときに飲みたいのが「アイスコーヒー」。冷たさで身体を、味で心をシャキっとさせましょう。

 というわけでボトルコーヒーを買いに行きますと……。

 ありましたボトルコーヒー、「ネスカフェ」のゴールドブレンド。暑い夏の定番ですね。

 しかし、気になりませんか。容量が900mlという、中途半端な数字であることに。500mlや1000mlが一般的なペットボトル。900mlという数字はどこから来たのでしょう。

 考えても分からず、探しても情報がないため、ネスレ日本に直接聞いてみました。

計算の結果の「900ml」

 以下、ネスレ日本からの回答です。

ネスレ: ネスレは、「ネスカフェ」のアイスコーヒーを「おいしく」楽しんでいただくために、ボトルコーヒーのサイズ(900ml)を設定しています。

――アイスコーヒーをおいしく楽しむために900ml……? どういうことなのでしょう。

ネスレ: ネスレは、開封後でも淹れたての味わいを楽しんでいただけるよう、ボトルコーヒーを開封後2〜3日以内で飲んでいただくことをおすすめしています。ご家族で楽しんでいただくことを想定しており、1杯を150ml、ご家族2人以上で、2〜3日以内に飲みきっていただけるように容量を設定しています。

 コップ1杯が150mlとして、900mlはちょうど6杯分。6杯というのは、1日1杯の前提のもと、家族2人×3日、または家族3人×2日です。2〜3日で無理なく、家族で楽しめる容量が、ちょうど900mlということだったのですね。

 「900ml」の謎を解き明かした筆者は、今日も気分良くアイスコーヒーを飲みます。すっきりした後のアイスコーヒーは、いつもよりちょっとだけおいしいのでした。

取材協力

ネスレ日本


制作協力

QuizKnock


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