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イギリスの音楽フェスで「パイナップル」が持ち込み禁止になる謎の事態

花火、ガスボンベ並みの厳しい制限。おいしいのに!

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 イギリスの音楽フェス「レディング&リーズ・フェスティバル」で、花火やガスボンベとともに、パイナップルの持ち込みが禁止されるという不思議な事態が発生しました。


イギリスの音楽フェスで、パイナップルが持ち込み禁止 滞在地となるキャンプ場、アリーナに分けて持ち込み制限(Webサイトより)


イギリスの音楽フェスで、パイナップルが持ち込み禁止 画像下部のパイナップルは、最も厳しい全面禁止(Webサイトより)

 「レディング&リーズ・フェスティバル」は毎年8月、数日間にわたって開催される野外ロックイベント。国内の「SUMMER SONIC」「フジロックフェスティバル」などと同じように、一部アイテムの持ち込み規制が設けられています。公式サイトによれば、これは参加者の安全に配慮した対策で、花火やガスボンベなどは全面的に禁止。それらよりも危険度が低いであろう缶、旗などは、参加者の滞在地となるキャンプ場まで持ち込めることになっています。

 しかし、禁止アイテム一覧の中には、どういうわけか「パイナップル」という項目が。アリーナはおろか、キャンプ地にさえ持ち込めない最も厳しい制限がかけられています。な、なんでや! 特に危ないとは思えないし、甘酸っぱくておいしいのに!

 BBCによれば、この原因は「レディング&リーズ・フェスティバル」に、バンド「Glass Animals」が出演すること。「Pineapples are in my head(パイナップルは私の頭の中)」という歌詞を含む楽曲があることなどから、パイナップルをライブに持ってくるファンがいるのだそうで、主催側は大量のパイナップルが持ち込まれることを懸念しているとBBCにコメント。ただし「ちょっと冗談が入ってるかも」とも話しています。

 Glass AnimalsはFacebookで「どうやってビタミンPをとればいいんだ。どのくらいこっそり持ち込めるかな」とコメントしたり、Twitterで「パイナップルの衣装は着られる?」と質問したファンに「うん、いいアイデアだ」と答えたりしています。

マッハ・キショ松

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