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米カリフォルニア州にあるセントラルフロリダ大学が、頭が2つあるアカウミガメの赤ちゃんを発見しました。公式Facebookアカウント(@UCF)で写真を公開しています。
同大学のカメ研究チームの研修生らが見つけたという2つの頭を持つカメの赤ちゃんは、まだ元気に動く生きた姿で発見されました。写真では手乗りほどの小さいサイズで、同じくらいの大きさの頭が隣どうし「Vの字」にあるのが確認できます。
彼らが監視するフロリダ州の海岸沿いで発見されたとみられ、大学のウミガメ研究グループのKate Mansfield氏は海外メディア「National Geographic」に対し「発達異常のあるカメを見るのは珍しいことではない」としつつも、「私のキャリアでは、2つの頭を持つカメを見たのは他に1頭しかいない」としています。
ちなみに2つの頭を持つカメとしては、テキサスクーターの赤ちゃんが2013年に報道されていましたが、その後1歳になる前に未知の原因で亡くなっています。
同大学によると、今回発見されたアカウミガメの赤ちゃんは撮影後そのまま海に帰したとのことです。
(宮原れい)
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