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“時間経過で紙のように劣化するWebサイト”公開からちょうど半年 黄ばみとかすれがかなり目立つように

時の流れを感じる。

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 「変なWEBメディア」が「みんながアクセスすると劣化する記事」を2017年2月24日に公開してから、ちょうど半年が経過しました。どうなったかと久々に見てみると……黄ばんでる! そしてかすれてる!


劣化 webページ 現在の様子(以下、画像は変なWEBメディアから)


劣化 webページ 公開から少し経過した当時の様子

 制作者は、デジタルコンテンツの企画制作を手掛けるブルーパドルの代表・佐藤ねじさん。「WEBには本のような劣化は起こりません」「そこで、この記事はアクセス数と時間に応じて劣化していく実装にしました。アクセスが増えると文字がかすれ、時間がたつと黄ばんでいきます」と、サイト名通り変わった記事を公開しました。

 仕組みとしては、PV(ページを見られた回数)が増えるほどかすれが増えていき、時間がたつほど黄ばみが濃くなっていくというもの。公開当時はかすれもきばみもない普通のページでしたが、時間をかけゆっくりと劣化してきたようです。「半年たてばすこし黄ばみが出てくるはず」と書かれている通り、現在は目に見えて黄ばんでいます。

 また、記事内で「今は、話題になる記事やコンテンツでも、ほとんどのものが数分から数日で消費されていきます」「この記事は、劣化する仕組みを入れることで、賞味期限を長くしようとする試みでもあります」と書かれているのですが、その試み通りちょうど半年たった今日になりまたネット上で話題になりました。

 なお、黄ばみは最終状態になるのに5年かかるということなので、これからもまだまだ劣化は進んでいくようです。


劣化 webページ さらに劣化するとこんなふうになっていくそうです

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