愛らしい見た目と優しい性格で、誰からも愛されるクマの大人気キャラクター「プーさん」を魔改造した模型「HONEY BEAR」がTwitterで話題になっています。設定にも凄みを感じる……!
本来の姿にあった、友達を大事にする優しさやマイペースな雰囲気はほぼ皆無。手には斧を持ち、綿が詰まって少しふんわりしていた体型は、中身が筋肉に変わってガタイがよくなったと感じさせる人型の体型に。それでも顔には元の笑顔を浮かべているのが、逆に不気味さを強めています。
また首から掛けているプレートには「Pure Raw HONEY(純粋な生の蜂蜜)」の文字があり、どこかハチミツのボトルを思わせるデザインにもなっています。かわいかったはずの“食いしんぼう”という性格が、今は恐ろしく感じるのはなぜだろう……。
そして問題はそのコンセプトで、
かつては空想好きの心優しき少年であったが最終戦争で全てを失い正気も失ってしまった。
時が経つにつれて空想の世界も次第に歪んでいき“架空の友人たち”を自らの人格に取り込んだ結果、手の付けられない狂人となったのである。
――という説明から察するに、このプーさんは実は心優しき少年「クリストファー・ロビン」の姿であることが予想されます。なんてこった。
特に“架空の友人たち”を取り込んだという部分に注目して見ていくと、その腰辺りにはストラップ的に付けられた「ピグレット」の姿が。さらに手に持った斧などがどこか「ティガー」を思わせる配色だったりと、さまざまな想像が止まらない服装・装備がある意味でたまりません。なお、肩には「CR」と描かれた装備も……みなまで言うまい。
制作したのは、以前にもトーマスを究極魔改造するなどして話題になった(関連記事)人気クリエイターのY_NAKAJIMA(@y_nakajima_)さんで、ブログでは他にも釘バットを持った写真も公開されています。
Twitterでは「こわすぎ」「すげえ」とその見た目のインパクトに驚く声に、細かい部分まで作られた内容に「無茶苦茶かっこいい」「センスに脱帽」と国内外から称賛の声が多く上がっています。
画像提供:Y_NAKAJIMA@y_nakajima_さん
(宮原れい)
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なんて住みやすそうな世界。