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SF作品に対して贈られる「ネビュラ賞」で、「ゲームライティング」が受賞対象となります。対象となるのは2017年以降にリリースされるゲーム作品。受賞作は2018年5月に発表される予定です。
同賞はアメリカSFファンタジー作家協会(SFWA)が1966年から毎年執り行っている、協会員の投票によって決められるもの。米国以外の作品も選定対象ですが、英語翻訳され米国内で発売されていることが条件。一般読者の投票により贈られる「ヒューゴー賞」と共に、世界で有数のSF賞として知られています。
SFWAは2016年8月にゲームライターも入会できるように会員規約を変更。続いて2017年5月にネビュラ賞に「ゲームライティング部門(Best Game Writing)」を新設すると発表しました。
会長のキャット・ランボーさんは米メディア「Geek Wire」の取材に対し、ゲームを受賞対象にしようとする動きは過去数十年の間に3度あったものの、実現は困難を極めたと説明。賞がゲーム購入者の判断基準になると共に、ゲームライターの地位向上につながることを期待しているとしています。
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