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ERAが「武井咲の違約金10億報道」に関する声明 「違約金10億円は到底考えられない」

「タレントたちに対して不当な圧力を与え、結婚、妊娠を始めとする人間として大切な自由と権利を不当に制限する原因となりかねない」

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 日本エンターテイナーライツ協会(ERA)は7日、武井咲さんとTAKAHIROさんの結婚で高額の違約金が発生する可能性があると一部で報道されたことをうけ、「武井咲さんの10億円の違約金報道について」と題する声明を発表した。



 武井さんは9月1日、ダンス&ボーカルグループ「EXILE」のTAKAHIROさんとの結婚と妊娠を発表。多数のCMに出演していたことから、「CMの違約金が10億円単位ではないか」「契約期間中の結婚や離婚、妊娠などが制限される場合が多い」などと報じられていた。


違約金 武井咲 連名で送られた結婚報告FAX

 同協会は、広告出演契約時は基本的にタレントの「イメージ保持義務」に「結婚や妊娠を制限する条項が明示されることは多くない」とした。また、仮に同様のケースでスポンサーがイメージ保持義務違反を主張しても、裁判所が違約金の支払いを認定する可能性は低いとのこと。万が一違約金が発生した場合も、通常は代替のタレントを出演させるなどして損害が生じないよう配慮するため、違約金10億円は到底考えられないという。

 10億円の違約金が発生するという報道については、視聴者・読者へ影響を与えるだけでなく、「タレントたちに対して不当な圧力を与え、結婚、妊娠を始めとする人間として大切な自由と権利を不当に制限する原因となりかねない」として非難。また、最近では違約金に関して過大な報道がされる傾向があるとして、各報道機関にできるだけ事実に即した報道をするよう求めるとしている。

 なお、「違約金10億円」の報道に関し武井さんが所属するオスカープロモーションに取材したところ、今回の発表によって違約金10億円が発生した事実はなく、武井さんの仕事にも影響はないと回答した。

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