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9月6日に発生が確認された大型の太陽フレア現象(関連記事)の影響により、日本の北海道でもオーロラが観測できる可能性があるとウェザーニュースが発表しました。
通常目にする緑色のオーロラとは違い、薄い赤色の帯がたなびくような“赤いオーロラ”が見えるとされ、9月8日の夜間または9月9日の夜間に見える可能性があるとのことです。狙い目は18時〜19時ごろで、見えたとしてもチャンスは1時間ほどのみ。方向は北の方角・地平線付近です。
観測の可能性があるのは「低緯度オーロラ」と呼ばれるオーロラ。オーロラは通常、北極や南極といった緯度の高いところで観測されやすいものですが、今回のように太陽フレア現象によって強烈な「太陽風」が発生した場合、まれに緯度の低いところでも観測される場合があるとのこと。
観測には、地平線が見えて明かりがない郊外が見えやすいとのことで、地域は限られますが貴重なオーロラの観測に挑戦してみるのもいいかもしれません。
(宮原れい)
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