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絶滅危惧種であるユキヒョウの子ども2頭をモンゴルで見つけたと、ユキヒョウの保護に取り組む団体Snow Leopard Trustが発表しました。
同団体の研究チームは、モンゴルのトスト自然保護区にある巣の中で、野生のユキヒョウの子ども2頭を発見。チームは研究の一環として、数カ月前から母親をGPSつき首輪で追跡していました。
母親が出産したと判断したチームは巣を訪れ、母親が不在のときに子どもを調査。1頭はオスでもう1頭はメス、いずれも体重は2キロに満たなかったとのことです。2頭には小さなチップを埋め込んでおり、今後も調査していくとしています。
野生のユキヒョウは4000頭を下回る可能性があり、研究者が野生の子どもを観察したのもわずか4回目。非常に珍しいことだとしています。同団体では1980年代はじめからユキヒョウの調査をしていますが、今なお出生率や生存数などの基本的な情報が得られていないと研究者は述べています。
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ユキヒョウは生息環境の悪化や地球温暖化によって絶滅が懸念されています。