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国民生活センターが不用品訪問買い取りのトラブルについて注意喚起 相談件数の大部分が60歳以上

高齢の女性ほどトラブルにあいやすい実情がうかがえます。

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 国民生活センターは、不用品の買い取りなど訪問購入に関する相談が寄せられているとして、衣類や貴金属の買い取りが行われる際にどのようなトラブルが起きているのかを紹介するとともに注意喚起しています

 訪問購入に関する相談件数は、2013年度が7162件、2014年度が7820件、2015年度は8602件、2016年度は8648件。同件数は増加傾向となっている他、いずれの年度でも60歳以上の高齢者からの相談が大部分を占めています。また、性別は8割近くが女性となっており、高齢の女性ほど問題の当事者になりやすい実情がうかがえます。


国民生活センター 買い取り 相談件数は増加傾向

国民生活センター 買い取り 女性が大部分を占めます

 相談事例としては、「形見の指輪を返してほしいが転売されてしまった」「指輪を返してほしいが、紛失したと言われた」などの物品が返還されない事例、「購入業者が1000円札を置いて商品を持ち去ってしまった」「貴金属はないと伝えたら大声で怒鳴られた」などの強引な買い取り事例の他、「クーリングオフをしたいが業者と連絡が取れない」といったケースもあるようです。


国民生活センター 買い取り トラブル防止リーフレット

 国民生活センターは消費者へのアドバイスとして「突然訪問してきた購入業者は家に入れない」「交付書面をしっかり確認する」「買い取りを承諾していない貴金属の売却を迫られたらきっぱり断る」などを徹底するよう呼びかけています。

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