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「ウニが歩いて行くだけの動画」が、Twitterで注目を集めています。直鰭さん(@N_sillagoetc)が定点で撮影し、早回しのタイムラプス動画にしたもの。うにょうにょと水槽を横切る姿が、なんとなくかわいい。
ウニのトゲの間には「管足」と呼ばれる、伸縮する器官があります。ウニはこれを岩肌などに吸い付けて、トゲで身体を支えながら歩きます。速度は身体の大きさや水温などに左右されますが、中央水産試験場の研究では、最高で分速25センチといったデータが(波などの影響を受けない水槽内で実験)。じっとしているように見えるウニも、条件によっては活発に動くんですね。
ツイートのリプライには「癒やされる」「シュール」といった感想のほか、「ウニって歩くんだ」と驚く声が。「となりのトトロ」と「千と千尋の神隠し」に登場した「まっくろくろすけ(ススワタリ)」を連想した人も多いようです。確かにもっと再生速度を上げたら、完全にまっくろくろすけに見えそうですね。
参考:「ウニはどうやって動くのでしょうか?」(浅虫水族館)/「ウニの移動速度を調べるための新しい実験装置」(中央水産試験場)
(沓澤真二)
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海上に浮かぶおすしたち。