ごはんに海苔で書かれたダジャレにクスリ　夫を笑わせたい一心で作る「海苔文字弁当」に心和む

アイデアと愛情がたっぷりつまった「海苔文字弁当」がステキ。

　お弁当箱を開けると、ごはんの上に海苔で書かれたダジャレが――Twitterで「海苔文字弁当」がステキだと称賛を集めています。

　調理師免許を持つあや（@kubotatcj）さんが作る海苔文字弁当は、「スター・ウォーズ」「80年代洋楽ヒット曲」などさまざまなテーマに沿って作られています。例えば「スター・ウォーズ」をモチーフにした「スター魚ーズ」シリーズでは、「ジェ鯛の帰還」「シラスの復讐」などタイトルをもじった海苔文字に、鯛やシラスをご飯に載せています。「エピソード」も「エビソード」になっていて、エビが添えられているのも芸が細かい。

ノドグロの赤ちゃんかな？

シラスになにをした……

お弁当サイズのジェ鯛

最後のジェ鯛は大きめ

　あやさんにうかがったところ、海苔文字弁当を始めたのは、7年前にご主人とお見合い結婚し、お互いのことをよく知らずにぎこちない新婚生活を送っていた中でのこと。「毎日作るお弁当に海苔で文字を書いて笑わせたら面白いのでは」と思いついたそうです。

　1つのお弁当を作るまで30分～1時間かかるそうですが、お子さん2人の世話をしながら作るため、3時間ほどかかってしまうことも。夏は海苔が湿気で縮んでしまうので、なるべく簡単な文字にしているという工夫も。

　「海苔文字」のネタは、年が離れたご主人の小さいころや若いころの音楽や好きなアニメのセリフを勉強したり、時事ニュースでご主人の好きな分野のもの、日常の出来事などからを考えることが多いそうです。ネタ切れの際はフォロワーさんに投げかけてアイデアをもらっていると話してくれました。ネタを思いつくのもすごいし、それを毎日作れるのもすごい。

　あやさんによると、これまでの最高傑作は、エイプリルフールに作った「旅に出ます探さないでください」と海苔で書いたメッセージ弁当。お弁当を見て不安になったご主人があわてて「ウソだよね!?」と電話をかけてきたほどでした。