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Twitterが最新の透明性レポートを公開。2017年1月〜6月の集計期間中、テロリストに関連するアカウント29万9649件を停止したことを発表しました。
TOS(Twitterの利用規約)に違反する可能性のあるコンテンツに対する、政府機関からの削除要請をまとめたレポート。同社は独自のスパム対策ツールによる解析と政府の報告書をもとに、「国際的に確認されたテロ組織とその暴力を積極的にあおったり宣伝したりしているアカウント」および「以前の停止執行を回避しようと試みるアカウント」を停止したと、公式ブログで説明しています。
停止されたアカウントのうち、95%はスパム対策ツールで検出されたもので、政府からの要請による停止は1%未満。対象全体の75%は初ツイートを投稿する前に停止されたといいます。ちなみに、こうしたアカウントの停止数は、2015年8月からの累積で93万5897件に及ぶとのこと。
なお、同レポートでは著作権違反や商標侵害なども削除要請の対象となっており、虐待行為に関する報告が最多となっています。
(沓澤真二)
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