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ヤマト運輸が9月20日に、労働基準法違反の疑いで福岡地方検察庁に書類送検された件について声明文を公開しました。
同社は福岡県内の1支店における、2016年6月16日から7月15日までの労働時間管理が不適正で労基法違反の疑いがあると、同年10月に福岡労働局より指摘を受けていました。各所報道では、あるドライバーと配達員に月に100時間以上の違法な長時間労働をさせたうえ、残業代の一部を支払っていなかったとされています。
ヤマト運輸は指摘を受けた時点で労働局の調査に全面協力し是正をしたものの、書類送検されることに。事態を重く受け止めて利用者に謝罪するとともに、再発防止と労働環境の改善に取り組むとしています。
(沓澤真二)
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