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gumiは9月26日、海外子会社であるgumi Asia Pte. Ltd.の社内システムおよび配信タイトルについて、第三者から不正なアクセスがあったと発表しました。この件での個人情報流出は確認されておらず、業績への影響についても「軽微と見込んでおります」とのこと。
不正アクセスが発覚したのは9月22日。公式サイトの改ざんおよび、運営タイトルへの無償石の不正配布が行われていたとのこと。その後同社で調査したところ、社内システムへの侵入およびソースコードなどの流出が確認されたとしています。
不正アクセスが確認されたタイトルについては、直ちにサービス提供を停止し、侵入経路などを分析。9月23日には対応を完了し、サービスを再開しました。今のところ、ユーザーの個人情報などが流出した事実はないとしています。
編集部ではgumiに対し、具体的なタイトルや、無償石の配布範囲・個数などについて問い合わせましたが、「詳細については開示しておりません」とのことでした。
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