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酒造会社の日本盛が、業界初となるホット販売専用日本酒「日本盛 燗酒(かんざけ)180mlボトル缶」を、10月2日からコンビニや駅ナカ売店を中心に販売します(希望小売価格:税別223円)。言われてみると、ありそうでなかったな。
同社によると日本酒の「ホット(熱かん)」販売には、以前より強いニーズがあったとのこと。しかし日本酒は加温し続けると品質が著しく落ちるため、保温庫などに入れても品質が保持されることを前提とするホット販売は、日本酒業界では実現不可能とされてきました。
それでも同社はニーズに応えるべく、約6年かけて研究。独立行政法人の酒類総合研究所と共同で、「老香(ひねか)」と呼ばれる日本酒特有の劣化臭が出にくい酵母を開発しました。さらに独自の仕込み技術を確立し、加温で風味が変化しにくい酒質も実現。連続加温に耐えうる日本酒を完成させました。
以前に加熱式容器入りの日本酒は存在しましたが、最初から温かい状態で買える製品は初めて。日本盛は燗酒が身近になることで、日本酒業界の活性化に貢献できるとしています。
(沓澤真二)
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