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アジア最大級のIT・エレクトロニクスの展示会「CEATEC JAPAN 2017」で、黙々と「うまい棒」と「都こんぶ」を仕分けするマシンを発見しました。
この物流革命を感じさせるマシンを開発したのは、AIによる対話システムを強みとするネクストリーマー。なぜ対話AIと一見無関係な、「うまい棒」と「都こんぶ」の仕分けマシンを……? 担当者に率直な疑問をぶつけてみたところ、実は近年、ディープラーニングの研究を本格的に行っており、1年ほど前からロボット関係の研究も進めていたことから、CEATEC用の展示として、2カ月程度で同マシンを作り上げたとのこと。
卓上では「陳列棚」に見立てたカゴを2つ設置。カゴの中身がなくなるとマシンは「在庫切れ」と認識し、背後の「倉庫」にあるうまい棒と都こんぶを補充してくれます。マシンに取り付けられたカメラで形状を認識。ディープラーニングにより、どの部位をつかめば落とさずに運べるかまで学習済みなので、しっかりとカゴまで運んでくれます。データ上で行ったという訓練回数は実に20万回。
ただし会場内では多数の電波が飛び交っており通信状況が悪く、たまに誤作動を起こす場面もみられました。担当者は「弊社のメイン展示は対話AI関連ですが、もし反響があればディープラーニングを活用した物流関係の研究ももっと進めていきたい」と語っていました。
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これぞTOKIO。