advertisement
モロッコで野生のスナネコの子どもを発見したと、ネコ科動物の保護団体Pantheraが報告しています。研究者が野生のスナネコの子どもをアフリカの生息域で記録したのは初めてとしています。
スナネコは目立つ足跡や獲物の食べ残しをめったに残さず、声も静かで、夜にひっそり移動し、砂漠に紛れる毛色のため、生息域で発見するのは困難とのこと。このため同団体の研究者は、3匹の子どもを発見できたことは驚きだとしています。
子どもは推定で生後6〜8週間。研究チームは、母親の可能性がある大人のメスのスナネコが付近をうろついているのを発見し、無線付きの首輪を取り付けたとしています。このスナネコを長期的に追跡すれば、スナネコの繁殖サイクルなどのデータが得られるとしています。
研究チームはスナネコの子どもの動画を公開しており、大きな耳とくりくりした目のかわいらしい姿が見られます。Pantheraの研究者はこれまでに29匹のスナネコを見つけ、13匹に無線付きの首輪をつけて研究データを集めているとのことです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 絶滅危惧種のネコ科動物「オセロット」を捉えた映像が公開 カメラに興味津々のあまりお顔がどアップに
カメラ目線がかわいいオセロットさんです。 - 絶滅危惧種のユキヒョウ、野生の子ども2頭発見 小さくてモフモフ
モンゴルの自然保護区で発見されました。 - 子ヒョウに乳を与える雌ライオン タンザニアの保護区で生まれた世にも珍しい母子関係
子ヒョウの成長につれて関係は続かなくなるだろうと、専門家は悲観的。 - まるで神獣のようだ とても希少な“白い”キリン親子の撮影に成功
首が少し長めの白馬ではない。 - 絶滅危惧種のネコ科動物「オセロット」の巣が20年ぶりに発見される かわいい赤ちゃんの姿も
ヒョウ柄の子ネコみたいでかわいい。