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ジョンソン・エンド・ジョンソンがソフトコンタクトレンズ自主回収 規格外の保存液使用など

加療が必要な健康被害の報告は受けていないとのこと。

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 ジョンソンエンドジョンソンは10月18日、ソフトコンタクトレンズ「ワンデー アキュビュー モイスト」(ロット番号283684)と「アキュビュー オアシス 乱視用」(ロット番号B00GW4Z、B00HRMG)の自主回収を発表しました。回収対象製品が手元にある場合は、使用を中止し、直接回収受付センターまで連絡するよう呼びかけています。


ジョンソンエンドジョンソン アキュビュー モイスト オアシス アドバス 自主回収 ソフトコンタクトレンズ 対象製品外観(以下、画像は自主回収告知ページから)


ジョンソンエンドジョンソン アキュビュー モイスト オアシス アドバス 自主回収 ソフトコンタクトレンズ ロット番号の表示箇所および表示例(画像は自主回収告知ページから)

 「ワンデー アキュビュー モイスト」は、「保存液が眼にしみる」事象が確認されており、原因は保存液の電気伝導率が規格外であったため。「アキュビュー オアシス 乱視用」は「見えにくい」事象が確認されており、原因は製造工程における金型に不具合が発生したためとしています。

 また、公式サイトの回収を呼びかけているページでは「アキュビュー オアシス」(ロット番号L002NCS、L002QH9)と「アキュビュー アドバンス」(ロット番号L002FNL、B00DHLP、L002V94)についても回収を呼びかけていますが、こちらは以前から回収を呼びかけていたもの。ブリスターパッケージのホイルと容器の間に視認性の高いブラシの毛が挟まっている事象が確認されており、原因は製造工程で使用している金属製ブラシの毛が混入したためとしています。

 ジョンソンエンドジョンソンでは現在、回収の要否を判断する社内基準の見直しに加え、問い合わせ内容を正確に把握し情報共有をより的確に行えるよう、海外の製造元も含めてさらなる改善計画を策定中とのこと。また、購入製品の装用前に、レンズとホイルや容器に異常がないか確かめるよう呼びかけています。

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