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米カリフォルニア州、身分証明書で“第三の性別”選択可能に

男性でも女性でもない、「nonbinary(ノンバイナリー)」を運転免許証や出生証明書に記載できるように。

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 米カリフォルニア州で、州が発行する身分証明書において“第三の性別”を選択できる法律「SB 179(Gender Recognition Act)」が成立しました。2018年1月1日に施行されます。

 同法では、運転免許証、出生証明書の性別欄にmale(男性)、female(女性)に加えて、そのどちらでもない「nonbinary(ノンバイナリー)」を記載できるようになります。既にオレゴン州で運転免許証に第三の性別を記載可能になっていますが、出生証明書はカリフォルニア州が初とのこと。

 同法を提案したトニー・アトキンス議員は「トランスジェンダー、ノンバイナリー、インターセックス(中間的な性)の人々にとって、自身が提示する性別と一致する身分証がないことがどんなに困難であるか、知事が認めてくれたことに感謝したい」とコメントしています。

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