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VRでも実際のキーボードを現実と同じように打てる技術が登場 「HTC Vive」向けに開発

現在ベータ版が開発者向けに用意されています。

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 海外の周辺機器メーカーのLogitechは、VR空間内でのキーボード使用を支援するための技術「BRIDGE」を開発しました。



 VRヘッドセットを装着することで見えなくなってしまう物理キーボードの位置と手の位置を、VR内でもバーチャルで表示させることができる技術で、これにより手探りでキーボードを探したりテキストを打ったりする必要がなくなります。

 「HTC Vive」向けに開発され、既存の「Viveトラッカー」をキーボードの左上に装着することで位置を認識。また手の位置表示は説明されていませんが、フロントカメラで認識していると思われます。


VR キーボード 新技術 ロジテック BRIDGE ヘッドセットを装着したままキーボードが打てます

VR キーボード 新技術 ロジテック BRIDGE HTC Viveの周辺機器である「Viveトラッカー」を利用

VR キーボード 新技術 ロジテック BRIDGE VR空間での使用イメージ

 Steam VRの全コンテンツと互換性があり、またバーチャル上でのキーボードの見た目(配色・フォント等)もカスタマイズできるようになっています。

 「BRIDGE」の開発キットは、同社のゲーミングキーボードと「Viveトラッカー」を配置するためのアイテム、そして関連ソフトウェアで構成され、希望小売価格は150ドル(約1万7000円)。現在ベータ版として開発者向けに50セット用意しており、Viveの公式ブログのリンクから申込みができます。受付期間は11月16日まで。


VR キーボード 新技術 ロジテック BRIDGE 使用するコンテンツによってキーボードのキーフォントなどを変えられます

VR キーボード 新技術 ロジテック BRIDGE ゲームでも活躍するかも?

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