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クローゼット内がゲームの秘密基地 歴代ハードがずらり、ゲーマーの桃源郷すぎる部屋が話題に

各メーカーの家庭用機やアーケード筐体、X68000まで網羅。

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 クローゼットの扉を開けると、中には歴代ハードで遊べる空間が……。そんな夢のようなゲーム部屋がTwitterで話題です。ゲーマーの桃源郷だ……。


内部 歴代ハードがずらりと並ぶ様は圧巻

 はくなさん(@hacna897)がクローゼットの中に構築した、いわばゲームの秘密基地。任天堂系はファミコン・ニンテンドウ64・ゲームキューブ、セガ系はマスターシステム・メガドライブ・セガサターン・ドリームキャスト、そしてPCエンジン(CDロムロム付き)とプレイステーション2がずらりと並んでいます。写真では影に隠れていますが、ツインファミコンと初代Xbox、X68000もすぐに遊べる状態で下に設置されているそうです。

 そういえばスーパーファミコンがないぞ? ……と思ったら、よく見るとシャープのスーファミ内蔵テレビが。ほかにも初代ファミコンがRF端子で接続できる旧式テレビや、NECのテレビ機能付きPC用ディスプレイなど、視聴環境も厳選されているようです。


扉オープン 扉を開けると異世界が。よく見るとファミコン用の「ロボット」や「ジョイボール」、X68000用サイバースティックやゲームボーイ用拡張ユニットなど、珍しい周辺機器も

 しかしこれだけで終わらないのが、はくなさんのすごいところ。以前にツイートされた、クローゼットの外を見ると……そこも現行ハードやアーケード筐体が立ち並ぶゲーセンのような空間。つまり、ゲーム部屋の中にゲーム部屋を作っていた、だと……!?


 小学生のころからゲーム好きというはくなさんに、さらにくわしく聞いてみました。部屋作りのきっかけは、3年前にTwitterを始め、国内外のゲーマーの部屋を見て衝撃を受けたこと。奥さんに部屋1つを丸々好きに使ってよいと許可をもらい、子どものころに夢見た環境作りを始めたそうです。奥さん、おおらか〜。


部屋 テレビ台にはプレイステーション4やXbox360、ファミコン互換機など。各種携帯機やバーチャルボーイが並ぶコレクション棚もあります。整然としていて広く見えますが、スペースは6畳だそうです

筐体 業務用筐体は主にネオジオ系。部屋を見渡すと「ドンキーコング」や「スーパーパックマン」も

BURIKI ポスターもていねいに飾られています。右の筐体はレバーまで含め「武力」仕様

ネオジオ 家庭用ネオジオのコレクションもビッシリ。ソフト1本の価格(万単位)を思うと気が遠くなりますが、部屋にある物のほとんどが発売当時から持っていたものなので、全体の総額は本人にも分からないそうです

 クローゼットは乱雑な状態でしたが、これを機会に整理を開始。元の棚を全て外してクロスを張り、棚と机を作り直したそうです。特にこだわったのは、「シューティングゲームに出てくるような博士の司令室」のイメージと、ブラウン管テレビ。特有の発色や“にじみ”が味わえる、当時と同じ環境を目指したとのことです。

 今後もSNSで他のゲーム部屋を見ながら、気に入ったものを取り入れてアレンジしていくと語るはくなさん。いずれゲームの博物館ができそうな勢いで、ゲーマーとしては憧れるほかありません。

画像提供:はくなさん(@hacna897

(沓澤真二)


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