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「絶体絶命都市」最新作に神戸市消防局が協力 当局側から打診したという驚きのコラボ
作中の災害や救助活動のシーンに、実際の災害事例や防火・防災情報が盛り込まれ表現がよりリアルに。
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都市災害をテーマにしたアドベンチャーゲーム「絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-」に神戸市消防局が協力することが、メーカーのグランゼーラから発表されました。なんともベストマッチなこのコラボ、当局側から協力を打診したというのだから驚きです。
同作は、採用面接に向かう学生が巨大地震に遭遇し、崩壊する都市からの脱出を目指すサバイバル・アクションアドベンチャー。前作と同様に、防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏が監修を務めます。これに神戸市消防局の協力が加わり、災害や救助活動のシーン、作中に収録される防災マニュアルなどに、実際の災害事例や防火・防災情報が盛り込まれることになりました。
当局は同シリーズの根強い人気を以前から把握しており、協力することは市民に向けて防火・防災情報を効果的に発信できる大きな広報の機会と判断。直接グランゼーラに打診し、コラボが実現したとのことです。ゲームはプレイステーション4向けに2018年発売予定。PSVRにも対応します。
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(沓澤真二)
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