食器用洗剤といえば、スポンジにたらして泡立ててから使うのが一般的。しかし、「それは間違った使い方だったらしい」というツイートが話題になっています。え、じゃあ、どうやって洗えばいいんです?
先日、Twitter上に「食器用洗剤の間違った使い方が手荒れの原因になっている、と皮膚科医に指摘された」という投稿が。その一連のツイートによれば、テレビCMのようにスポンジに直接しみこませるのは誤りで、水で薄めた洗剤液をボウルなどに用意し、そこで食器を洗うのが正しいとのこと。
このツイートに、「知らなかった」「洗い物で手が痛くなるのは、そもそも使い方が間違ってたせいか」と驚く人が続出。手荒れ対策に役立ちそうだと好評を集めていますが、その一方で「いや、ぬれたスポンジに適量出して使うよう説明書に書いてある」と指摘する人も現れています。あれ、結局、どちらが正しいんだろう……。
大手食器用洗剤メーカーである花王、ライオン、P&Gに話を伺ったところ、3社とも自社の家庭向け製品に関して「直接スポンジにたらすのは正しい使い方」と回答。多くの利用者がそのように使用することを想定したうえで、製品開発を行っているようです。
また、スポンジを利用する一般的な洗い方でも、ゴム手袋などを装着したり、低刺激な洗剤を使ったりすることで肌を保護することが可能だとか。使用上の注意にも「荒れ性の方や長時間使用の場合、また原液をスポンジに含ませて使うときは炊事用手袋を使う」などと明記されています。
しかし、食器をつけ置きするような洗い方も、間違っているわけではありません。P&Gによれば、カレーを作った鍋などに水で薄めた洗剤を入れておくと、汚れが落ちやすくなるとのこと。洗剤に触れる時間を短くできるため、手荒れ対策に効果があるといいます。これから本格化する寒く、肌が痛みやすい季節に向けて、試してみる価値がありそうです。
(マッハ・キショ松)
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