チョコボール「金のエンゼル今だけ2倍」がソシャゲっぽいと話題に 森永製菓「まったく意識していなかった」
ハライチの岩井勇気さんも「#チョコボールガチャ」に挑戦し続けるなどソシャゲ感にツッコミ多数。
発売50周年を記念し、「金のエンゼル」が出る確率を2倍にするキャンペーンを期間限定で実施中のチョコ菓子「チョコボール」(関連記事)。これがソーシャルゲームでよく見るガチャのレアアイテムの出現確率アップ企画に似ているとして、ネットの一部で盛り上がりを見せています。
「金のエンゼル」はチョコボールの取り出し口(くちばし)に極まれに描かれているイラストで、当たると限定グッズ「おもちゃのカンヅメ」がもらえる恒例のおまけです。森永製菓に確認したところ、出現率が2倍になるのは1967年の企画開始以来初めて。
11月上旬から確率2倍企画が始まったところ、Twitterではソーシャルゲーム(ソシャゲ)のフェスを連想する人が続出。お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気さんは「金のエンゼル確率2倍なので課金した」「#チョコボールガチャ」とチョコボールを大人買いした写真を投稿。他にも「エンゼル課金」「10連チョコボールした」「エンゼルは強化素材説」と、企画をソシャゲのように楽しむ声が多くあがっています。
世はソシャゲ時代――ひょっとして「金のエンゼル今だけ2倍」は、ソシャゲからヒントを得たのでしょうか。
森永製菓コーポレートコミュニケーション部に取材したところ、「残念ながら、それらをヒントに企画したということではないです」と否定。「以前から『金のキョロちゃん確率を上げてほしい』というお客様のお声を聞くことがあり、今年50周年を迎えた『チョコボール』ならではの限定企画として発案しました」と説明しました。企画部に課金勢はいなかったのか……!?
一部が「チョコボールガチャ」と盛り上がっていることについては、「企画をたくさんの方に楽しんでいただいて、とてもうれしいです。ゲームを意識してはいなかったのですが、『ガチャ』の発想はなるほど! と思いました。これからもいろいろな楽しい『チョコボール』をお届けしていきます」とコメントしました。
最後に一番気になる、“2倍になったことで金のエンゼルの当たり確率は何%になったか”ですが……。
「大変申し訳ありませんが、確率は非公開とさせていただいています」(森永製菓)
やはり教えてもらえませんでした。メインはあくまで中のお菓子としつつ、いつもより期待を2倍に膨らませてくちばしを開けたいところです。ちなみに、2014年3月1日から1日1個チョコボールを開封してはくちばしの写真をツイートし続けているTwitterアカウント「チョコボール開封おじさん」(@chocoballGT)は、11月16日時点で金のエンゼルが当たった枚数は0枚(キャンペーン開始前を含む、計1356個目)。これを機に当たりますように……!
(黒木貴啓)
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斬新ではある。