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観測史上初、太陽系外から小惑星が飛来 全長400メートルの葉巻形

ハワイ語で「初めて来た遠方よりの使者」を意味する「オウムアムア」と命名されました。

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 NASAが、太陽系外から来た小惑星が観測されたことを発表しました。葉巻のように細長い奇妙な形の小惑星は、観測史上初の「恒星間天体」に認定されています。


ALT NASAが公開した小惑星の想像図

 ハワイ大学などの研究チームが、10月に発見。ハワイ語で「初めて来た遠方よりの使者」を意味する「オウムアムア」と命名されました。分析によると全長が幅の10倍ほどに及ぶ約400メートルと、非常に細長い形状。軌道計算では、こと座方面から飛来したものと目されています。


全長 推定される全長は4分の1マイル(約400メートル)

 これまで太陽系で観測された天体とは明らかに異なる小惑星が発見されたことで、NASAは「他の太陽系がどのように形成されたか、新たな手がかりになる」と述べています。


(沓澤真二)


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