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『家なき子』や『金田一少年の事件簿』 土曜の夜9時はなんであんなに楽しかったんだろう

家なき子、金田一少年の事件簿、銀狼怪奇ファイル、透明人間、聖龍伝説、サイコメトラーEIJI、ぼくらの勇気 未満都市……

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マイクロメモリーズ

ライター:斎藤充博

斎藤充博

インターネットが大好きで、ウェブ記事を書くことがどうしてもやめられない指圧師です。「下北沢ふしぎ指圧」を運営中。

Twitter:@3216ライター活動まとめ

連載:マイクロメモリーズ

1982年生まれの筆者が、人生を通じて出会ってきた物たちの「みょうに細かい超個人的な思い出」をマンガで振り返ります。



 土曜の夜。それは子ども達がちょっと夜更かしできるとき。ちょうどテレビではその時間帯に子ども向けのテレビドラマをやっていました。その中でも印象が強いのが『家なき子』です。



 『家なき子』は安達祐実が演じる「すず」に、信じられないような不幸が次から次へと襲ってくる話です。すずもスレまくっており、目つきが大変悪い。大人達をにらみつけながら決めセリフの「同情するなら金をくれ」を怒鳴るように叫んでいました。

 この「同情するなら金をくれ」は1994年の新語・流行語大賞にもなりました。子ども達も何か同情されると、ドラマをマネして「同情するなら金をくれ」と言っていました。今思えば意味不明ですね。

 このドラマ枠はその後もいろいろな作品が続きます。『金田一少年の事件簿』『銀狼怪奇ファイル』『聖龍伝説』『サイコメトラーEIJI』『ぼくらの勇気 未満都市』……などなど。中でも香取慎吾主演の『透明人間』は特にバカバカしくて好きでした。なにしろ主人公が透明になると、モノローグだけになって出てこないんです。子ども心に「なんだこれ……」と思っていました。

 今の子ども達もこんな風にテレビドラマに夢中になっているのでしょうか。それともやっぱりYouTubeを見ているのかな……?

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