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天丼チェーン「天丼てんや」において「500円天丼」をはじめとするメニューの販売価格を値上げすることを、12月11日にロイヤルホールディングスが発表した。価格改定は2018年1月11日からで、1989年の創業以来の看板メニュー“ワンコイン天丼”が実質的に終了することになる。
【訂正・追記】2017年12月11日19時:記事初出時、ワンコイン天丼は創業以来500円を一度も上回っていないような表現をしていましたが、一時的に上回る時期があったことが判明したため、修正・追記いたしました。
価格改訂の理由は、材料費・人件費・物流費などのコストの上昇。食材の選定方法の見直しや省人化機器の導入などに努めてきたが、致し方なかったと説明している。
改訂は次の6メニュー。天丼は500円から540円へ、小天丼は450円から470円へ、えび野菜天丼は630円から650円へ、海老穴子天丼は970円から980円へ、天ぷら盛合わせは430円から460円へ、お得天ぷら盛合わせは840円から890円へと値上げになる。定食のご飯も、お替り自由が終了となる代わりに大盛り無料が始まる予定だ。
ワンコイン天丼は、創業時の1989年は494円でスタート。1997年以降にあるタイミングで510円へ値上げし一時的にワンコインに収まらない時期が続いていたが、2004年に500円へ値下げし、再びワンコイン天丼として親しまれてきた。
「これからも『天丼てんや』は全従業員が心をひとつにし、ご注文をいただく天ぷら一品一品に心を込めて調理してまいります」と同社。1月11日から期間限定で「天丼・天丼弁当」に限りご飯大盛りを無料提供する。
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今後もたばこ税率の引き上げの都度、段階的に価格を見直すようです。