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ロッテが12月22日から、AI(人工知能)を使ってフレーバーを選択した新商品「トッポ<カラマンシー>」をロッテオンラインショップ限定、1500セット限定で販売します。人間が食べるフレーバーをAIが決める、そこはかとないディストピア感。
ロッテによると、消費者の嗜好は変わりやすく、トレンドの周期も短くなる中、「まだ顕在化しきれていない消費者の意識変化をいち早くつかみ、トレンドを先導できる提案ができないか」と考え、AIを用いた分析を活用して、新商品開発にチャレンジすることにしたそうです。
多様な素材と味のトレンドを把握するため、チョコレート分野にとらわれず韓国の8万件余りの食品関連インターネットサイトに掲載された約1000万件の情報を収集。人力では、短時間で分析不可能な膨大なデータから露出頻度、関連性、今後拡散が予想される勢いのある素材・味を項目別に分析。消費者が好んでいたり、人気を呼ぶ可能性があるチョコレート向けの素材を導き出しました。その中で着目したのが「カラマンシー」だったそうです。
今回フレーバーとして採用されたカラマンシーは、東南アジア、特にフィリピンでポピュラーなかんきつ類。かんきつ類特有の爽やかな香りに加え、強い酸味とほんのりスパイシーな香りが特徴です。果実は、キンカンやシークワーサーに似た直径2.5〜4.5センチ程度の球体で、料理の味付けやジュースの原料として広く利用されています。
同商品の価格は、1セット10個入りで2700円(税込)です。
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これは引き込まれてしまいそう。