うぉぉ超ハイテク! “360度視界”を実現するHUD内蔵ヘルメット「CrossHelmet X1」が登場(1/2 ページ)
HUDで360度の視界、ノイキャン機能を搭載した近未来なヘルメットが登場。
プロダクトデザインを手掛けるデザインスタジオ Borderlessが、カメラとHUD(ヘッドアップディスプレイ)を内蔵したハイテクヘルメット「CrossHelmet X1」を開発したと発表しました。2019年の国内販売を目指しています。
CrossHelmet X1は、ヘルメットの後部に広角カメラ、内部にHUDを備え、振り返らずに後方170度の範囲を視認できる機能を搭載したバイク用の進化型ヘルメット。2017年10月まで行われたクラウドファンディング Kickstarterのプロジェクトで約4454万円の資金を調達し、同社初のプロダクトとして市販化に向けた調整が進められています。後方表示機能に加えて、HUDへのナビゲーションルート表示、走行中の風切り音やロードノイズなどを低減するノイズキャンセリング機能、夜間の視認性を高めるLEDセーフティライト、Bluetoothによるインカム機能やスマートフォン連携機能などを備えます。
HUDには、左右170度をカバーできる広角カメラによる後方視界とナビゲーションの方向表示/到着時間などを表示可能。ライダーは前方をしっかりと確認しながらも、小さな視線移動で全方位をカバーできるようになります。
スマートフォンと連携したノイズキャンセリング的機能「CrossSound Control」の需要も高そうです。CrossSound Controlによって、ライダーの疲労原因となる風切り音、ロードノイズ、エンジンノイズを低減できるほか、無線通話の音声を聞き取りやすく調整することもできます。
重量は約1780グラム。内蔵バッテリーによって6〜8時間の連続動作が可能です。サイズラインアップは58〜60センチのMediumと、61〜63センチのLarge。安全規格については、DOT、ECE 22.05、JIS規格を満たすとしています。
価格は約20万円(1799ドル)。2017年12月現在、1499ドル(約17万円)で先行割引販売するリワードを受け付けています。
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