日本のアニメ・ゲームオタク抗争を刑事ドラマ風にした海外動画「ANIME CRIMES DIVISION」(アニメ・クライムズ・ディビジョン)が何から何まで一点の狂いもなく狂った内容でネット上をざわつかせています。やだこの人たち、そこらの日本人よりジャパニーズアニメオタク……!
なお、ほぼ全編英語なので、視聴する際は右下の「字幕」をオンにして、歯車マークから「日本語」を選択してください。自動翻訳ではないちゃんとした翻訳字幕が表示されます。
第1話の再生を始めると、冒頭から「ここネオヲタクシティーには2種類の人間がいる。セーラームーンのテーマソングを日本語で歌える人間と、そうでない人間だ」というパンチの効いたナレーションから始まり「お、これはイカれたものが始まるな」と覚悟を決めさせてくれます。セーラームーンというチョイスがすでに「分かってる」感高め。
そして日本のアニメらしくオープニングテーマが入るのですが、なんとここだけ日本語。こだわりを感じます。
オープニングが終わると、コンテナが積み上げられた港で刑事が犯人の男を追いかけるいかにも刑事ドラマらしいシーンに。行き止まりに追い詰められた男は爆弾を取り出し、「一歩でも近づいてみろ! ここのコンテナを吹き飛ばすぞ!」「女の子たちのことも考えろ」「彼女たちの血で自分の手を汚したいか」とすごみます。
一方、刑事が持っているのは、「PSYCHO-PASS」に出てくるドミネーター……のエアガン。どうやってエアガンで爆弾に対抗するのかと思ったら、BB弾で見事に犯人の目を打ち、抜き怯んだ隙に爆弾を奪取。無事事件を解決しました。この刑事、腕は確かなようです。
そして“女の子”たちが閉じ込められているというコンテナを開けると、そこには大量の萌え抱きまくらぁぁっ! 「このすば」のめぐみんとか「ニーアオートマタ」の2Bとかの萌え抱きまくらぁぁっ! この街では、2次元嫁も立派な人質として成立するようです。もうやだこのネオヲタクシティー。
このようにネオヲタクシティーではアニメに関する犯罪が横行しており、それらは普通の警察ではなく「アニメ課」に回されます。そしてこの「ANIME CRIMES DIVISION」は、そんな「アニメ課」の仕事を描くクレイジーオタクストリートなのです。
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