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輪郭をブレさせて色ずれを起こすテクニック「RGBずらし」が話題! 簡単にエモい雰囲気の画像が作れるスゴ技(1/2 ページ)

こんなに簡単にできるなんて……!

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 イラストや写真の主線を意図的にずらすことにより、印象的な加工を施すことができる「RGBずらし」というテクニックが注目を集めています。これを使えばエモい雰囲気の画像が簡単に作れる……!

 Twitterユーザーのむいん(@plant_number)さんが紹介したのは「RGBずらし」と呼ばれるテクニック。ネット上で話題になっていた手法をむいんさん自身のイラストを使って分かりやすく説明したところ、「すげぇ!」「参考になります」と高評価を得るにいたりました。

RGBずらしって何?

 早速手法を見ていきましょう。今回利用するのは赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)という3原色を混ぜることによって幅広い色を表現する「RGBカラーモデル」を応用したテクニック。通常は全てがずれることなく同位置で重なっていますが、今回はその位置をあえて少しずつずらすことにより、輪郭が青、赤、緑のカラーでボケるため3Dメガネで見るときのようなイラストができあがります。

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これがRGBずらしの手順(画像提供:むいんさん)
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何の変哲もないラーメンが
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RGBずらしでエモい雰囲気に

 例えばPhotoshopを使う場合はRGBモードにしたうえで、色をずらしたい部分を選択し、チャンネルのタブからレッド、グリーン、ブルーを全て別方向に少しずつずらしていくだけ。赤を右方向に動かした場合はグリーンを左、ブルーを上といった具合です。

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今回はこれを元絵にして実験
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Photoshopで加工してみる
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対象を選択したら、チャンネルタブ(左)を開く
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今回は赤を右方向へ緑を左方向へ
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青を上方向へ数ピクセルずつ動かす
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輪郭がぼけて何だかエモい山になった

 むいんさんがオススメしているフリーソフト「Medibang Paint」でも同様の手法を試すことができ、その場合はそれぞれを結合したうえで乗算することが必要ですが、ハイライトのみに使う場合はプリズム効果を得ることができます。

 さらにむいんさんはフリーソフト「GIMP」を使ったイラストの加工テクニックやのすごさについても紹介しています。

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